30代の頃でした…

 

個展のお話があり
その時提案されたのが「万葉の花たち」

 

万葉集で歌われている
野花をテーマに
クレイで花を作るという企画でした

 

さっそく、万葉集の本を購入して
本を開いた瞬間に
その世界に入り込んでしまいました。

 

万葉集は日本最古の歌集
でもそこに広がる世界は
古びることなく、瑞々しくて…初々しくて…
現代よりもずっと生命感が溢れていました。

 

万葉の歌を詠むように、
ひと摘みずつ作り続けたあの日々・・・

30年経った今も
鮮やかに蘇ってきます。

それが、始まりです。