この花を見ると

思い出す詩がある

口で絵筆をくわえ、詩画を描き続けた星野富弘さんが

母親を思って書いた…ぺんぺん草

 

神様がたった一度だけ

この腕を動かせしてくださるとしたら

母の方をたたかせてもらおう

風に揺れるぺんぺん草のみを見ていたら

そんな日が本当に来るような気がした

-星野富弘の詩より-

 

あぜ道に揺れているぺんぺん草を摘んで

クレイで創ってみました

私の母もこんな野花が愛おしいと

言ってくれる人でしたから

きっと喜んでくれると思います